2017-03-06 第193回国会 参議院 予算委員会 第7号
その中で、最近になりまして、耐震計算書の準備不足とか防潮堤の強度計算及び免震重要棟の問題等、審査の前提となる情報に疑義が生じたため、つい先日ですが、二月二十八日に臨時会議を開催し、東京電力の廣瀬社長に対し私どもの意見を伝えることとしてお伝え申し上げました。
その中で、最近になりまして、耐震計算書の準備不足とか防潮堤の強度計算及び免震重要棟の問題等、審査の前提となる情報に疑義が生じたため、つい先日ですが、二月二十八日に臨時会議を開催し、東京電力の廣瀬社長に対し私どもの意見を伝えることとしてお伝え申し上げました。
○古屋国務大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました中央防災無線網の整備につきましては、請負者による耐震計算書の提出の義務づけや、国による耐震計算書の記載内容の確認を仕様書に定めるなど、監督検査の厳格化を図ったところであります。 なお、実際には十分強度を有するアンカーボルトを使用しているため、耐震性については計算上も実際上も問題はなく、中央防災無線網の機能の維持は十分に確保されています。
次に、内閣府職員の会計検査における不適切な対応につきましては、内閣府において、平成二十二年十一月に、請負者による耐震計算書の提出の義務付けや、国による耐震計算書の記載内容の確認を仕様書で明確に定めるなど、監督、検査の厳格化を図るとともに、職員に対し会計事務手続の適正化について周知徹底を行ったところであります。
三 中央防災無線網整備事業に関する会計検査において、内閣府の職員が、耐震施工の請負業者が実際には作成していなかった耐震計算書を作成していたなどと虚偽の説明を行ったり、実地検査の直前に補強工事を実施させたりするなど、検査妨害を行っていたことは、極めて遺憾である。
3 中央防災無線網整備事業に関する会計検査において、内閣府の職員が、耐震施工の請負業者が実際には作成していなかった耐震計算書を作成していたなどと虚偽の説明を行ったり、実地検査の直前に補強工事を実施させたりするなど、検査妨害を行っていたことは、極めて遺憾である。